いつだって自分史上最高!

アラフォー 独身 女 。幸せを求めて日々奮闘中デス

月のウサギ

【月の中のウサギ】

 

『お月様にはウサギさんがいるんだよ』

 

とてもとても小さい頃、満月の夜空を眺めながら、

そんな話を私も聞いたことがあったかな、、。

何年もの間、私は月のウサギを見ていなかった。

正しくいうと、見ることが出来なかったのだ。

 

 

 

【鏡の中の私】

 

初めてメガネをかけたのは、小学5年生の頃。

鏡の中の見慣れない顔に戸惑い、

皆の好奇の(少なくとも私はそう感じた)眼差しに耐えられず、

今まで以上にうつむいて、モジモジする女の子になった。

 

中学3年になって、メガネは、時にコンタクトに変わった。

コンタクトになっても、相変わらず私は、鏡の中の自分が苦手だった。

 

初めて私が好きだと言ってくれた人があらわれたのは19歳の春。

長く過ごすうちに、鏡の中の私が少し好きになった。

 

 

 

【ワタシの中の私】

 

小さい頃、私には確かに『ワタシの世界』があった。

いつもいつでも感じていた。

現実の世界との境界が解らなくなっていたこともあったかも、、。

 

メガネをかけて、うつむきがちで、名前を呼んでもぼーっとしてる、、、、

                  『チョット  カワッタ  オンナノコ』

そんな風に見えてたかな?

それでも私の周りはいつも温かい愛に満ちていた。

 

 

【月のウサギと私】 

 

医学の進歩は、私からメガネもコンタクトも不要にした。

久しぶりに見上げた夜空には、綺麗な丸い月とウサギ。

笑みを浮かべながら、空を見上げて歩く私は、『ちょっと変わったカツテノ女の子』

 

たくさんの時間を過ごすうちに、

あの頃の純粋さは形を変えてしまったかも知れないけど、

今の私の周りにも、温かく見守ってくれる家族や友がいる。

目を閉じれば、ワタシの世界を確かに感じる。

 

時には空を見上げよう。

そうやって、前を向いた私には、いつもと少し違う光が見えるかも知れない。

 

離れていても、会う度にまっすぐに私を見て、手を握って、

      『あなたは間違っていない』

って応援してくれる、大好きな友に感謝デス。

次の連休に、久しぶりに会いに行こうかな。